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ハッピーエイジャー対談

第7回(後編)お菓子の世界からハッピーエイジングライフを求めて―今田美奈子 大いに語る!

食卓芸術家

今田美奈子

毎回、各界で活躍している方をお迎えしていきいきと年を重ねるコツについて語っていただくハッピーエイジャー対談。第7回目のお客様は、食卓芸術家の今田美奈子さんです。今田さんは日本の洋菓子界の第一人者であり、サロンブームの先駆者としても著名でいらっしゃいます。2003年には、世界で初めて食卓芸術でフランス政府芸術文化勲章を受章。洋菓子の世界に魅せられたきっかけから、食卓芸術を通して行ってきた日仏間の文化交流活動、そして今後の新たな目標など、そのパワフルなご活躍ぶりについて伺います。
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食卓芸術家 今田美奈子

気が付いたらフランスで城主になっていた

田中舘

イギリスからフランスにも行かれたのですか?

今田

フランスは国立製菓学校がないので、最後に社交を学びに行きました。最終的にフランスが私を引き立ててくれたのです。イギリスも国立の学校がなくて、メリー女史のところで学んだのですが、来日のときダイアナ妃を紹介していただく機会に恵まれたり、ケーキを通じて本当に色々な方とお会いすることになりました。

そして、今度は国際人としての教育を行う場として、フランスのシャトーを所有することになり、フランスの文化大臣から世界で初めて食卓芸術で芸術文化勲章をいただいたのです。気が付くと「サロンの先駆者」みたいになっていました(笑)。

田中舘

簡単にお城を買うと言っても、実際に所有するとなると色々と大変でしょうね。

今田

そうですね。内装を全部当時のままに再現して、国際人の育成の場にしたんです。修復費用は、購入した金額の10倍もかかりましたけれど(笑)。

ロワール地方の3万坪の庭がある18世紀のお城で、そこはワインの地方とかではなく純粋な社交の土地なんです。約20年近く所有していましたが、異常気象で建物に亀裂が入り、昨年手放すことにしました。

田中舘

以前テレビで拝見しましたけれど、晩餐会を催していらっしゃいましたね。

今田

はい。そこでプロトコール(国際交流で役立つ世界共通の礼儀作法)やマナー、料理やお菓子、ワイン、生活芸術、食卓芸術の全てを日本女性たちに学んでいただきました。私はその時、女性に夢を与えたいと思ったんです。1人の主婦でも何か1つのことを極めると、それが世界に共通のものなら、時代が変わっても教養として身についていますから。そしてライセンスを発行して、学んだ方がサロンを開設できるように応援をしたんです。

今田流ライフスタイルの極意

田中舘

お話を伺っておりますと、今田先生はまさに生涯現役タイプでいらっしゃいますね。はつらつとして、常に新しいことに挑戦する意欲に満ちあふれていらっしゃいます。可憐なお姿からは想像できないくらいエネルギッシュでいらっしゃいます。それにはやはり健康であることが基本だと思いますが、先生の健康維持や美しさの秘訣はなんでしょう。

今田

精神的な部分では、常に希望と夢を未来に持ち続けることですね。もうひとつは食の部分ですが、朝食をとても大切にするということです。必ず自分で「作る・食べる・片付ける」をセットで行い、朝でもお肉やお魚のたんぱく質もきちんと摂って、豊かな朝食の時間を過ごすようにしています。 健康で常に夢を持ちながら「人生は素敵だな」ということを常に皆さんに提供していきたいですね。

田中舘

ということは、精神性と行動的な面の両方が大切だということですね。

今田

そうですね。そして、その時どきに出会う方からの知恵やエネルギーをいただき、お互いにエールを交換し合いながら、人生を楽しむのが大切ですね。あとは、自分の脳をフル回転させて色々な知恵を出していくということでしょうか。

田中舘

気の流れもよくなりますし、ホルモンのバランスもよくなりますから、当然美容面にもよい影響が出るでしょうね。常に人から注目される立場にいらっしゃるから、よい刺激も受けてらっしゃるでしょうし、全てに代謝がよくなるでしょうね。

今田

そうかもしれませんね。そして、私が楽しんで生きているという姿を通して、全ての年代の女性に素晴らしいエネルギーを与えたいのです。私自身も多くの方から素晴らしいエネルギーを頂いておりますから。そのためには、食べ物だけでなく人間の好き嫌いや、職業や地位に対する好き嫌いもなくして、ご縁で巡りあう方には自分が球体の様に丸い感覚で、この方には三角、あの方には四角というのではなく、どの方と接するときも全て同じ自分でありたいと思います。

田中舘

球体ですか・・・。素晴らしいですね。まさに自然体ですよね。

今田

はい。この地球上のどんな人間にも、必ず通じ合える共通のものがあるということです。ですから外国に行っても、年齢や階級を超えて同じレベルでお料理を共に楽しんだり、交流ができる。そういうシーンを、生活芸術を学ぶ生徒さん達に活かせるんですね。今の方たちは才能もあり、豊かに育っていらっしゃいますから、皆さん素晴らしい素質をお持ちですけれど、人前であがったり、怖気づいたりすることが日本人の中に最後まで残っている部分ですよね。大変もったいないと思います。

田中舘

スポーツの世界でも、案外日本人は本番に弱かったりすることがありますからね。

そのあたりの教育は、日本人はまだ上手ではないように思います。

今田先生は生きる喜びというメッセージを、多くの人に伝える使命を与えられた人なのかもしれませんね。

今田

それは大変に嬉しいことをおっしゃって頂きました。私はいつもそのことを感じるんです。小さい時に死の淵から生還したのは、絶対にまだ役割が残っていたからだと思うんです。

田中舘

そういえば、今田先生のまわりでは、よく不思議な出来事が起こると聞きましたが。

今田

はい。お会いすると、その方が思わぬ成功をされることが本当によくあるんです。

田中舘

人間から出ている波動というか、バイブレーションがあって、いいバイブレーションの人はいい人に繋がるんですよね。言葉でも意識でも、目に見える見えないは関係無く、全てバイブレーションのひとつです。悪い人は悪い人同士で互いに引き合っている。

今田

そうですね。でも世の中には色々な方がいらっしゃいますから、悪い方にも良い方にも引っ張られる時が人生にはあるんですよね。たまたま自分の波動がよくない時は、悪い波動に吸い込まれてしまうんです。やはり、お互いの魂同士が呼び合うわけですから、良い方のエネルギーをいただくには、自分の魂を磨きこまないと難しいですね。バブル時代には一流品が身近にあったりして、よい物を見る目ができましたから、一応学ぶこともあったわけです。あとは心がそこについてくるかということですね。

今までの集大成で、新たなハッピーエイジングの世界がスタート!

田中舘

今年の4月に、新宿の高島屋に「サロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコ」をオープンなさったそうですね。そこでは、ゆっくりとティータイムを楽しみながら、陳列された美術館に展示されているクラスの品々を鑑賞することもできるとお聞きしましたが。

今田

はい。私の次の目標は、長寿、健康、そして人生をただ生きるのではなく、優美さの中に喜びを分かち合うといった、女性のトータル的な向上をめざすということなんです。そこで、私がいなくてもその空気が感じられる世界が、小さくてもいいからひとつあればよいと思っていたところ、ちょうどそのようなご縁がございまして。秋からはテーブルセッティングの授業も始まる予定です。

今後の活動ですが、やはり基本は、世界共通の食卓芸術の水準を日本で教育したという誇りを持ちながら、今までの伝統文化を大切に伝承していくということ。あと1つは、健康と美容、心の安らぎ、美しい生き方ということをテーマにして新しい切り口の活動もしていきたいと思います。低カロリーで素材にも気を配った、ヘルシーなお料理のコースも始めるんですよ。

田中舘

伝統文化とトレンドをうまく融合させて、今田先生の新しい世界がまたひとつ花開いていきますね。そのチャレンジ精神が、今田先生をますます輝かせる秘訣かもしれません。当機構の目的は、生涯健康で豊かな人生を送るためのライフデザインプログラム=エイジマネージメントの考えを普及させることですが、今田先生の生き方と非常に通じるところがありますね。

今田

本当にそうですね。私もお菓子を通じて様々なことをしてきましたけれど、最終的には健康で生きがいの持てる人生を送ること、それに対して食の分野を通じてどう関わっていけるか、最後までチャレンジしながら追求していくことが私の使命だと思います。

田中舘

本日はありがとうございました。

今田美奈子

今田美奈子氏 プロフィール
ヨーロッパ各地の国立の製菓学校やホテル学校で学び、「今田美奈子食卓芸術サロン」(今田美奈子お菓子教室)を主宰。2003年フランス政府芸術文化勲章受章。フランス・サン・バキュス美食協会より美食大使の称号、他多数受賞。日本ペンクラブ会員。白百合女子大同窓会奨学基金運営委員長。湯河原の吉浜海岸に所有する「銀河館」(軽やかな海の幸や、ジョサイア・コンドルの建築を楽しむサロン)でのサロン講座(随時開講)や各地での講演なども行っている。著書は60冊以上。

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