age managment

文字サイズ small base big

日本エイジマネージメント医療研究機構 抗加齢医療の健全な普及に向けて

イベント&セミナー 詳しくはこちらから
ハッピーエイジングとは 詳しくはこちらから
HOME > ハッピーエイジャーインタビュー> ハッピーエイジャーインタビュー;小松 秀二

ハッピーエイジャーインタビュー

年齢を重ねるごとに元気を増し、常に新しいことへとチャレンジするパワーの源泉とはどのようなものなのでしょうか?
ハッピーエイジャーインタビューでは、活動の内容から思い描く未来の展望までを紹介。そこから、ハッピーエイジングを手に入れる秘訣をひも解きます。

小松 秀二

小松 秀二

NPO法人紙飛行機サイエンス 代表理事

プロフィール

1952年生まれ。コンピュータ会社でシステムエンジニアとして活躍後、子会社の執行役員として人材育成に従事した後、情報セキュリティコンサルタントとして起業。現在は、都立大島小松川公園で紙飛行機を楽しむ紙飛行機を飛ばす会 東京城東の代表のほか、NPO法人「紙飛行機サイエンス」の代表理事を務める。

 
Challenge

出会いは約15年前
紙飛行機に魅せられて「紙飛行機を飛ばす会 東京城東」を発足


私が紙飛行機と出会ったのは、今から15年ほど前のことでした。宇宙航空青少年団に入団していた娘に連れられて、木村杯(紙飛行機の大会)に参加したのがきっかけでした。


紙飛行機というと、子どものおもちゃと思われる方も多いかもしれません。が、それは紙製というだけであって、航空力学に基づいた本格的なものです。決して簡単なものではなく、事実、娘と一緒に参加した木村杯では、最初、飛ばすことすらままならない状態でした。ところが、大会に来ていた工学博士で紙飛行機の第一人者である二宮康明さんが少し手を加えると、見違えるように飛ぶようになったのです。後で二宮先生に翼がねじれていたのが原因だと教えてもらったのですが、当時、コンピュータのエンジニアだった私にとって、それは衝撃的な出来事でした。航空力学に基づく技術が結集された紙飛行機の虜になってしまった私は、友人家族とともに翌週末から近所の原っぱに出向いては、紙飛行機を飛ばして楽しむようになっていました。


さらに紙飛行機にはまる転機になったのが、ワーカーホリックの挙句に大病をしたことです。病院のベッドの上で、「もし、このまま命を長らえることができたら……」と、ふと考えたとき、思い浮かんだのは青い空に真白な紙飛行機が滑空している光景でした。無事、退院することができたとき、これからの人生は私が再びもらったチャンス。自分らしく生きよう、と心に決めたのを覚えています。


退院したとはいえ、体調的に無理はできないという事情もありましたが、何より、早く自宅へ帰って紙飛行機製作をしたい(笑)。そんな思いから、自然と働き方が変わりました。始業時間より早い7時30分には出社し、始業前の1時間半の間に報告書等のチェックを済ませ、午前中は自分の仕事に、午後は会議や打ち合わせなどに充てる。納期は2週間前倒しにして計画を立てる……。意識的にタイムスケジュール管理をすることで、ワークライフバランスが取れるようになり、体力的にはもちろん、精神的にも毎日が楽しくなったのは、まさに紙飛行機の恩恵ですね(笑)。


また、オフに紙飛行機を楽しむ仲間ができたことも、紙飛行機の魅力だと考えています。最初は友人家族と個人的に楽しんでいたのが、いつしか一人二人とメンバーが増えました。2002年には、近所にできた大島小松川公園に本拠地を移し「紙飛行機を飛ばす会 東京城東」を発足しました。現在は年齢層も職業も全く異なる約20名の仲間とともに活動しています。毎週末の午前中に集まって紙飛行機を飛ばすほか、日本全国で開催される紙飛行機の大会に出場したり、ジャパンカップ出場を目指して互いに切磋琢磨したりしています。


自分で作った紙飛行機を大空に放ち、空を見上げながら追いかけていると、いつの間にか1万歩程度歩いていることに気づきます。大の大人が少年のように屈託なく笑い、楽しんでいる姿に子どもからシニア世代まで見知らぬ方が声をかけてきてくれることも少なくありません。バックグラウンドの違う人たちが紙飛行機談義に花を咲かせたり、一緒に飛ばして楽しんだり……。自然に交流が生まれるのが紙飛行機の魅力の一つです。単純に外で空を見上げ、身体を動かすことはリフレッシュにもなりますし、健康にも◎。参加資格は、紙飛行機を楽しみたいという気持ちだけ。興味のある方には、気軽に参加して欲しいと思っています。

Future

65歳になったとき、自分も仲間も紙飛行機を通してもっと社会に還元したい
これからの10年間で基盤づくりを


今年になって「紙飛行機を飛ばす会 東京城東」以外に「特定非営利活動法人 紙飛行機サイエンス」を立ち上げました。


実は、大病を患った翌年、第2回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会に出場したのですが、なんとそこで私は優勝、娘は準優勝しまして。その後も、第4回、第7回と優勝させていただいたこともあり、ボランティアで紙飛行機教室の講師をさせていただいていました。そこで感じたのは、モノづくりの楽しさを知らない子どもたちが多いという現実でした。ゲーム機など、与えられる遊びに慣れている今の子どもたちは、アイデアを出し合ったり、工夫を凝らして何かを作り上げるという経験が不足しているんです。そんな子どもたちでも、自分の手で作り上げた紙飛行機を飛ばしたり、ちょっと手を加えることで滑空時間が長くなったりするのを体験すると、その表情が一変します。事実、紙飛行機教室に参加したのをきっかけに、紙飛行機をテーマにした自由研究で評価された子もいますし、大人になって航空関連の仕事に就いた若者もいます。


紙飛行機教室を通して、子どもたちにモノづくりの楽しさを伝えていくことができる。手応えを感じる一方で、一人でやっていくには限界があることも実感していました。幸い、私には紙飛行機をともに楽しむ仲間がいます。今は、それぞれの仕事で活躍している彼らですが、退職後は、紙飛行機教室の先生として子どもたちにその楽しさを教えていきたい、と考えるメンバーも少なくありません。彼らがビジネス界を引退したとき、紙飛行機の先生として活躍できる場を作りたい。そんな思いから立ち上げたのが、「特定非営利活動法人 紙飛行機サイエンス」です。


それまで勤めていた会社を辞め、紙飛行機一本に絞るということは、正直、リスクもあると思います。が、子どもたちも独立した今、これからの10年間を自分のため、仲間たちのために動くのも悪くないのでは、と思っています。私が65歳になるまでに、紙飛行機教室やイベントの運営により、紙飛行機愛好家たちに働く場、社会とつながる場を提供できるまでに基盤を創り上げたいと思っています。


夢は、原っぱに行けば、子どもたちが紙飛行機を飛ばしている。紙飛行機との出会いがきっかけとなり航空業界や科学技術の世界を目指す子どもたちが増え、成長した彼らが活躍している。そんな社会になることです。

ハッピーエイジングポイント
知的好奇心が若さの秘訣!

“なんでだろう?”“面白そう”……。興味・関心を持ったものを徹底的に追求することこそ若さの秘訣と話す小松さん。素朴な疑問と向き合うことが心身ともにイキイキとしたオーラを生みだすコツ。

みんなが喜ぶ姿を見る

競技に熱くなったり、大空を優雅に滑空する姿に見とれたり、ときには子ども時代の懐かしい話や自慢話に花を咲かせたり……。紙飛行機を通して、年齢を問わず、たくさんの笑顔を生み出せることが小松さんのモチベーションの源だとか。紙飛行機教室を依頼した人、参加した親子からは、毎回、感謝の手紙が送られてきているそう。

夢を持つ

紙飛行機を通して、社会に貢献すること以外に、小松さんのライフワークとして進めているのが浮田幸吉(江戸時代にはじめて飛行した人物)の偉業を研究し、世界に広めることだとか。夢こそパワーの源。

top

〒106-0032 東京都港区六本木5-1-3 ゴトウビルディング 1st 6階 TEL 03-3478-7111 FAX 03-3478-7125
Copyright 2007. 日本エイジマネージメント医療研究機構. All rights reserved.