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ハッピーエイジャーインタビュー

年齢を重ねるごとに元気を増し、常に新しいことへとチャレンジするパワーの源泉とはどのようなものなのでしょうか?
ハッピーエイジャーインタビューでは、活動の内容から思い描く未来の展望までを紹介。そこから、ハッピーエイジングを手に入れる秘訣をひも解きます。

柳澤 一

柳澤 一

プロフィール

1934年生まれ。婦人アパレルメーカーの社長として、40年にわたり経営の第一線で活躍。アパレル組合の会長も務めた。息子さんに経営を譲ったのち、自分たちにふさわしいファッションを実現するべく、大手婦人服メーカーでマーケティング・経営に携わってきた加藤正和さん、婦人ニット工場を経営していた渡辺猛さんとともにエレガントシャツのブランド「アンペエル(UN PERES)」を立ち上げる。

HP:http://www.unperes.jp

 
Challenge

シニア世代にこそ
ふさわしいファッションを提案したい!


定年を迎え、スーツにネクタイという装いから解放され、自由におしゃれを楽しめるようになったはずなのに、熟年世代のファッションアイテムといえばポロシャツくらい。カジュアルなシーンならそれでもいいのですが、ちょっとしたパーティやコンサート、高級レストランに足を運ぶには不向きです。私は男性がファッションを楽しむ上でキーになるのは、着こなし一つで様々なバリエーションを楽しめるシャツだと思っています。しかし、百貨店に行っても扱っているのは若者向けのものばかり。どれも細身で、体型のカバーが必要な我々世代にはとても着こなせません。かといって舶来品はどれも高価です。これでは、気軽にファッションを楽しむなんて、土台無理な話です。


実は、アンペエルを一緒に立ちあげたメンバーは、私も含めデザイン担当の加藤、縫製担当の渡辺ともにアパレル(婦人服)業界出身。我々が本当に着たいと思う変化に富んだシャツがないのなら、自分たちで作ってしまおう! シニア世代の男性陣に向けておしゃれの提案をしよう! と、意見が一致したのが出発点でした。


利益追求ではなく、これまでの経験を活用してお役に立ちたい。そんな思いから立ち上げた事業ですから、無理に拡大を目指す必要はありません。大量生産ではなく、30〜50着程度の少数でも素材やデザインや着心地に徹底的にこだわったものを発信していく。こんな我がままが実現したのも、現役時代、服飾の世界で築いた人脈と信用の賜物だと思っています。


お陰様で、アンペエルのシャツは、クールビズの普及により、ノーネクタイでも格好良く着こなせると、4、50代のビジネスパーソンからもたくさんのお問い合わせをいただいております。今ではネットのみならず、セレクトショップ等でも扱っていただいていますし、新作をリリースするたびに購入してくれている方、父の日のプレゼントとしてプレゼントされたのをきっかけにご自身がファンになってくれたケースなど、たくさんのリピーターを抱えるまでになりました。


いくつになっても、おしゃれを楽しむ、特に自分のファッションを女性から褒められるのは嬉しいものです。一度それを味わうと、今度はおしゃれして出掛けたくなるようで、街を歩くだけでも楽しくなったという話を耳にします。新作をリリースするのは大変ですが、仲間と打ち合わせをして、サンプルを試着してさらにアイデアを練った結果、納得のいくシャツが出来上がる。その過程は非常にワクワクして楽しいものです。新作を待っていてくれるリピーターのためにも我々が楽しみながら作っていきたいと思います。

Future

出会いこそ財産
新しい仲間との出会いのきっかけを作っていきたい


ビジネスの一線を退いてからが本当の人生だと思っています。が、男性陣の多くは、何十年も会社中心の生活を送ってきたせいか、定年を迎えた途端、自分の世界がないことに戸惑ってしまうようです。出かける先も理由も見つからないために、家に閉じこもりがちになってしまい、結果、すっかり老け込んでしまった、なんて話は決して珍しくはありません。そんな男性に比べ、奥様の方はというと、近所づきあいや趣味のサークルを通してコミュニティを作り、自分の時間を謳歌しています。定年を迎えた男性こそ、若さと元気を保つためにも意識して人と交流する場を持つことが必要だと思っています。


そこで最近、力をいれているのが、新しいコミュニティのきっかけづくりです。私は、この先、どんな人生を歩みたいかと考えたとき、人と触れ合っていたいと、真っ先に頭に浮かぶくらい出会うことが好きなので、シャツを購入してくれた方とともにゴルフ会を催したり、11月の解禁に合わせてボジョレーヌーボーの会を開催したり、積極的に機会作りをしています。昨年のボジョレーヌーボーの会には、100人もの人が集まりました。老若男女を問わず、そこで知り合ったのをきっかけに共通する趣味を持つ者同士で新しいコミュニティが生まれたり、プライベートな付き合いが始まったりするのを見るのは嬉しいですね。趣味の話なら、おのずと“今”の話題になりますし、日々の生活にはりが生まれてきます。アンペエルのデザイン担当の加藤は趣味のそば打ちが高じて、“東京ソバリエ会”というのをやっているのですが、趣味を通していろんな人たちとつながることもいつまでも若く元気でいるためには必要だと思っています。


学校でも会社でも、どの選択肢を選ぶか、というそれまでの人生に対し、仕事を辞めてからの第二の人生は全くの白紙状態。まったくの自由だからこそ、やりたいことや生きがいを見つけるのに苦労することもあるかもしれません。そんな時は、奥様の活動やコミュニティに入っていくのも手ではないかと思っています。私も妻が参加しているウクレレの会の演奏を見に行ったことがありますが、生で聞いてみて思わず感動してしまいました。一緒に出かけるとなれば、奥様だってご主人におしゃれでいて欲しいと思いますから、自然に服装に気を遣うようになります。行った先で自分のスタイルを褒められたり、仕事で培った経験やノウハウが重宝がられれば、自信と積極性も生まれます。


百貨店でも当たり前にシニア世代のおしゃれアイテムが扱われるようになるのが、私たちアンペエルの夢。自分自身が第二の人生を謳歌するためにも、シニア世代のイキイキを実現するためにも、様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。

ハッピーエイジングポイント
縦のつながりではなく、横のつながりを大切に

「会社を出てしまうと、上下関係って長続きしないケースが多いんです。同じ目線で付き合える仲間を大切にしておくことが、定年後もイキイキ楽しめるコツの一つです」と、柳澤さん。実際、アンペエルを立ち上げた3名は現役時代、ファッションショーなどで知り合った縁。縫製等で協力してくれている工場も、かつて付き合いがあった業者なのだそう。第二の人生を謳歌するには、ともに楽しめる仲間の布石を打っておくことも大切。

地域コミュニティを大切に

第二の人生を謳歌する上で最も重要なのは、近くに仲間がいるということ。「暮らしている地域に仲間がいないのなら、最初は奥様の活動についていくのも手」と、柳澤さんがアドバイスするように、まずは参加してみること。遠くに気の合う仲間がいても、会うのに時間や労力を要しては、頻繁に会うことは難しいもの。近くに気軽に会話したり、一緒に趣味を楽しめる仲間を持つことがイキイキのコツ。

おしゃれを楽しもう!

「おしゃれをすれば、街を歩くだけでも楽しくなるものです」と柳澤さん。スーツにネクタイの画一的なスタイルから解放された定年後だからこそ、自分のスタイルにこだわる楽しみを味わって。

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